棟方志功の版画が盗難かという、ニュースが舞い込んできました。

神奈川県芸術文化財団が管理しており、鎌倉市の神奈川県立美術館に展示されていた版画家の棟方志功の作品がカラーコピーだったというのです。財団により捜索がつづけられていたそうですが、いまだ発見には至っていないそうです。

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無くなった作品は?その値段は?

紛失が明らかになったのは、「宇宙讃(神奈雅和の柵)」という作品。購入時の値段はおおよそ300万円。県が購入し財団が無償で借り受けていたものでした。

 

棟方志功とはどんな版画家か?代表作を紹介

棟方志功は、明治36年青森県青森市に生まれ、昭和50年に肝臓がんのため亡くなっています。

有名なゴッホの「ひまわり」に感動して画家を志したところから彼のキャリアが始まります。

上京し、出版社に住み込み画工となり、初めは教育用の掛図の源がを書くなどの仕事をしていました。そんな中、出品した「静景清水谷」が初めての公募展入選作となります。ちなみにこの作品は油彩です。

その後、版画家川上澄生の作品に感動し、平塚運一のもとで版画を学び版画家への道を歩み始めました。

そして下のような数々の作品を生み出していきます。

大顔の柵、二菩薩十大弟子、秋扇の柵、不動明王の柵、白頭巾の柵などなど。

肉筆画や板画作品を問わず贋作が多いというのが彼の作品の特徴でもあるのだそうです。

気になる絵の価格は?

棟方志功 版画 価格で検索をかけると、専門買取をしているというサイトがたくさんみつかります。棟方志功の版画にはたくさんのファンがいて、大変人気があるということを示していますね。

棟方志功作品のうち、女性の顔を大きく描いたもの(大首絵というそうです)、観音様の全身像、釈迦十大弟子シリーズの需要が多く、高額で取引されているようです。

上に書いたように、版画と肉筆画が残されていますが、版画の方がやや評価が高いとのことです。

面白い鑑定結果がありましたのでシェアします。

出品されたのは、人気が高いと言われる大首絵。一体いくらの値がついたのでしょうか。

注目の価格はこちら (リンク先の赤いところを押してくださいね。)

なんと、この作品350万円の値段がついています。今日のニュースで出た作品と同じレベルの値段ですね。

他にも調べてみると、「二菩薩釈迦十大弟子」という作品はシンワアートオークションで5000万円という値で落札されたという記事もありました。さすが人気のシリーズ。

目が飛び出てしまいました。

まとめ

棟方志功の版画が盗難か、カラーコピーを展示していたというお粗末なニュースをとりあげ、棟方志功について調べてみました。美術品にはまったくくわしくないわたしですが、棟方志功の作品はどこかで見たことがあります。きっとみなさんもどこかで見て知っていると思ったのではないでしょうか。

代表作に付けられる価格についても調べてみました。さすが人気作品。目の飛び出るような価格でしたね。

せっかくの優しい絵ですから、盗難などのニュースではなく、穏やかな気持ちで鑑賞したいものですね。