昨日5月4日に行われた春季近畿大会大阪府予選5回戦、興國高等学校 対 上宮太子高校の試合で活躍した中野翔哉選手に注目が集まっています。

中野翔哉という名前が、日本は無ファイターズの中田翔選手に似ているというのも話題なのですが、注目を集めているのはその打撃力。

今大会の5回戦までに毎試合ホームランを放っており、中田翔選手のもつ5試合連続ホームランを超えるか?と期待されていました。今試合は、レフトフェンス直撃の3塁打にとどまり、惜しくも中田選手を超えることはできませんでしたが、いずれにせよものすごいバッターです。

そのどっしりとした体型が早稲田実業で活躍する清宮選手に似ており、同じく強打者であることから「興国の清宮」とも言われているのだとか。今後の活躍が期待されます。

さて、中野翔哉選手の活躍により今大会を勝ち進んだ興國高校。いったいどのような特徴を持った高校なのでしょうか。

今回は、興國高等学校の特徴や、興國高等学校野球部のこれまで成績などを調べてみたいと思います。


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開校90年を超える歴史ある学校

興國高等学校は、大阪市天王寺区にある私立の男子校です。1926年に開校されその歴史は90年を超えます。卒業生には多数のプロスポーツ選手や芸能人がおられます。笑福亭笑瓶 さんもこの高校の卒業生の一人です。詳細は下のリンク先を確認してみてください。



興國高校にはの特徴は、同校のホームページに記載があった下の記述に表れています。

自分を発見するチャンスが多くあります。人の能力や適性は「学習」の枠の中だけで見つけられるものではありません。人それぞれの長所や得意なところから自分の能力を伸ばしていってもいいのです。これまでのOBと同様に、3年間のクラブ活動と学業を両立させ、プロや世界を舞台に活躍するよう進化を続けましょう!

硬式野球、ボクシング、ラグビー、サッカーをはじめとする運動部の多くが全国制覇を狙う強豪。部活動が非常に盛んな印象です。またウィンド・アンサンブル部、デジタルクリエーションクラブなどの文化部も精力的に活動しているようです。

一方、「オンリーワン教育を実現する」として多彩な学科・カリキュラムが準備されているのが特徴的。普通科とITビジネス科が設置されており、普通科には以下の5つのコースが用意されています。

「スーパーアドバンスクラス」・・・(医歯薬・難関国公立大学を目指す)
「アドバンスコース」・・・・・・・(国公立大学・難関私大を目指す)
「アスリートアドバンスコース」・・(トップアスリート・難関大学進学を目指す)
「キャリアトライコース」・・・・・(公務員・保育士、教諭などを目指す)
「進学アカデミアコース」・・・・・・(アクティブに学び、大学に現役合格する)

部活動だけではなく、難関大学への進学や資格取得を目指すこともできます。ここで注目したいのがトップアスリート・難関大学進学を目指す「アスリートアドバンスコース(AAコース)」。文武両道を究めることを目的に、トップアスリートとしての成長と有名大学進学という2つの夢を叶えるコースです。充実した学習カリキュラムが準備されており、スポーツ活動を活かした大学進学や、難関大学進学にも対応しています。

興国高校ホームページによれば、一般入試で一橋大学、大阪大学、関西医科大学、早稲田大学などの難関校に多数現役合格していいるようです。

アスリートアドバンスコース|興國高等学校
興國高等学校のサイト。学校は、大阪市天王寺区寺田町。普通科・ITビジネス科がある男子校。


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また、アスリートとして活躍されているOBも多くおられます。ロンドン五輪サッカー(U-23)日本代表だったセレッソ大阪 杉本 健勇選手もAAコースOBの一人です。高校時代を振り返り「興國はトップアスリートを目指す仲間が身近にいて、お互いに刺激し合える環境が良かったです。」と語っています。

この文武両道成立の秘密は、志望大学に合わせた習熟度別の少人数授業とクラブ活動と学習の両立ができる環境の整備。

進学サポートはスーパーアドバンスクラスのスタッフが担当し難関校受験へ対応できるようになっています。

また、AAアワーのという月・水・金・土曜日の7:50から始まる特別授業実施により、放課後はクラブ活動に集中できるようになっています。

加えて、トップアスリートや第一線で活躍する競技指導者の体験談が聞ける機会が作られており、勉強やトレーニングとは違った刺激を受けられるようになっているのも特徴です。

興国高校の最新情報は、Facebookページでも発信されていますのでご興味のある方は確認下さい。

甲子園での成績 第50回大会では優勝も

興国高校野球部といえば、過去5回の甲子園出場を誇る強豪校。第29回大会で甲子園初出場を飾り、なんと第50回大会では全国制覇を成し遂げています。

1975年  第57回 全国高校野球選手権大会  2回戦敗退
1968年  第50回 全国高校野球選手権大会  優勝
1968年  第40回 選抜高校野球大会     1回戦敗退
1958年  第30回 選抜高校野球大会     1回戦敗退
1957年  第29回 選抜高校野球大会     2回戦敗退

この第50回優勝時の監督が有名な村井保雄さん。40年間興国野球部を務めた方で、春・夏の高校野球中継の解説者としても活躍されましたので、多くの高校野球ファンから知られる有名神です。

第50回大会の優勝までの全試合のスコアが見つかりましたのでここでシェアしたいと思います。6試合勝ち上るなか失点はわずかに1。投手力、守備力の高いチームだったのだと思います。
  • 1回戦     5-0      金沢桜丘高等学校
  • 2回戦     1-0     飯塚商業高等学校
  • 3回戦     2-0     星林高等学校
  • 準々決勝  5-1      三重高等学校
  • 準決勝   14-0   興南高等学校
  • 決勝    1-0     静岡商業高等学校
こんな古豪興国高校ですが、近年は甲子園から遠のいています。興国高校のある大阪は全国屈指の激戦区。PL学園や大阪桐蔭、履正社高校、近畿大学付属などの強豪がひしめいてます。

いくら強豪とはいえ甲子園出場は容易ではないのですね。

まとめ

今回は、大阪市市天王寺区の興国高校に焦点をあて、学校の特徴や野球部の戦績を調べてみました。個人的にはトップアスリートになるためのカリキュラムと難関大学を突破するカリキュラムを両立できるアスリートアドバンスコースは魅力的でした。

高校野球は、もう少し先に、夏の大会に向けた試合に入っていきますが、この大会でも中野翔哉選手に注目があつまりそうですね。中野翔哉選手の活躍に期待しましょう!