卓球日本代表に史上最年少で選出されている張本智和選手が、現在ドイツのデュッセルドルフで行われている卓球世界選手権で快挙です。

男子シングルス2回戦で、リオオリンピック銅メダルの水谷隼選手を下し3回戦に進出しました。

この快挙を国際卓球連盟は、「衝撃的な番狂わせ」と表現しています。

それもそのはず、水谷隼選手は日本のエースで世界ランキング6位。対する張本智和選手は69位。水谷選手の勝ちだろうというのが大方の見方でした。

張本智和選手は若干13歳。いったいどのような練習でこの強さを手に入れたのでしょうか。

今回は張本智和選手の強さの秘密を調べてみたいと思います。

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初戦突破後のコメントと2回戦の意気込み

ストレート勝ちを収めた1回戦。「自分が思った以上に良いプレイができてよかった」とコメントしています。この試合、足が震えるほど緊張していたそうです。最年少での世界卓球の舞台ですから緊張して当然ですよね。

わたしなら、前日眠れず寝不足のはずです。

そんな中でも勝利を収める強さ、恐れ入ります。なんでも13歳での世界戦での1勝は女子卓球の伊藤美誠選手の初勝利よりも早いのだそうですよ。

なお、今大会、出るからには優勝を目指すという強い意気込みで臨んでいるそうです。年齢は関係ないと言い切っていました。

また、水谷選手と2回戦であたることに対しては、全力のプレーをして勝てればいいと、自分の力を信じて戦う準備ができているようでした。

対する水谷選手は、「1回戦で負けるなよ」と後輩の活躍と挑戦を待ち望んでいたようです。

そして注目の2回戦が6月1日に実現。見事張本智和選手が勝利を収めるという結果になりました。

張本智和選手の練習法

強さを支える特別な練習をしているに違いないと考え、いろいろと情報をさがしてみたところ、興味深いビデオに行き当たりました。

Youtubeに卓球用品メーカーバタフライが公開しているものです。

なんと話題の張本智和選手と水谷隼選手が出演する、題して「2人のエースを作り上げた練習」

この特集、5つの動画から構成されていました。

この4つ目、5つ目が張本智和選手の練習法についての特集です。早速動画から強さの秘密を探ってみましょう。

幼少期や小学生のときに取り組んでいた練習

まず、3歳から4歳に取り組んでいた練習です。

さらっと書いてしまいましたが、3歳から練習しているという時点で驚きです。しかも強くなることを意識して練習していたという点にもびっくりです。

このころは、両ハンドの正しいフォームを身に付ける練習を行っていたとのことですが、何回も何回も繰り返して理想的なフォームを身に付けたのだと考えられます。

次に、10歳から11歳のころに取り組んでいた練習。小学校の高学年の頃ですね。

この頃には、全人バックハンドドライブの威力と精度を高めるための練習を行っていたとのこと。

一般の選手はこの年代に卓球を始めるという事が多いのではないかと思いますが、張本選手はもうこんなことを練習していたのですね。

格が違います!強いはずだ。


 現在も取り組んでいる練習

5回目の動画には、張本智和選手が現在も取り組んでいる練習が特集されています。
  1. 全面に送られるストップまたはツッツキに対応する多球練習
  2. 全面に送られるドライブをフォアハンドでカウンタードライブする多球練習
  3. バック側に送られるツッツキに対して回り込んでフォアハンドドライブする多球練習
1.2.については11歳から継続して取り組んでおり、攻撃の起点となる質の高い台上プレー、劣勢を跳ね返すカウンターを身に付ける練習なのだそうです。

3.について12歳から取り組んでいるそうですが、これは現在の決定力の高いフォアハンドドライブにつながっています。


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さらなる強さの秘密を考察

この動画の特集は、5つの動画から構成されています。ここまでに紹介していない前半3つの動画は、エース水谷選手の練習法に関するもの。

なお、練習相手を張本智和選手が務めています。

張本智和選手の動画のように、水谷隼選手が幼少期、高校時代、ドイツ時代、大学時代、リオオリンピック前に取り組んでいた練習が紹介されているのですが、幼少期を除いては、まだ張本智和選手が経験していない年代に行っていた練習。

少なくともこの動画を通じて世界のトッププロ選手が繰り返し行ってきた練習に、極めて早いタイミングで触れていたことになります。

熱心な張本智和選手ですので、自分が取り組んできた練習や、自分の長所短所を考え、取り入れられる練習をメニューに加えてレベルアップを図ってきたのではないでしょうか。

まとめ

今回は、張本智和選手が水谷隼選手を破り、卓球世界選手権3回戦へ進出というニュースに触れ、張本智和選手の強さを支える練習について調べてみました。

幼いころから繰り返し問題意識をもって練習をしてきたこと、トップ選手の練習法に触れることができたこと、これが強さを支えているのだと思います。

卓球世界選手権はまだ続きます。張本智和選手には思う存分自分の卓球をしてもらいたいですね。

そして、独特の「チョレイ」という雄叫びも沢山聞かせてください。

一つ一つ勝ち上がり、最終的に、目標の優勝が勝ち取ったら最高ですね。