髪の毛のことで悩む子どもたちに、自分の髪を役立ててもらおうという取り組みが話題になっています。

札幌創成高校(札幌市北区)では、「ヘアドネーション」(髪の寄付)と呼ばれる活動に女子生徒たちが取り組んでいます。

長い髪を切った生徒も、これから伸ばそうとする生徒も「誰かの役に立ちたい」と活動行っています。

この「ヘアドネーション」、聞きなれない活動ですが、自分の髪の毛を寄付して、小児がんなどの病気やけが、抗がん剤治療などで髪を失った子どもたちに贈るウィッグ(かつら)に使ってもらう活動。

今回は、この活動がどのようなものか、参加するために髪の毛に求められる条件、活動への参加方法を調べてみました。

スポンサードリンク

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは、NPO法人Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)https://www.jhdac.org/が行っている小児がんの治療過程や先天性の無毛症等で髪を無くし悩んでいる18歳以下の子ども達の為に、全国からのヘアドネーション寄付によって集められた毛髪を使って、医療用ウィッグを無償でプレゼントする活動です。

この活動を行っているのは国内では現在ジャーダックのみ。

活動の状況は、InstagramTwitterfacebookでも発信されています。

このジャーダックの設立は2009年。設立から8年目の2017年5月現在、ウィッグの提供数は167体。このウィッグを今現在待っている子どもの数、134名。ウイッグが欲しいと申請をしても、平均で半年から1年順番待ちをすることが続いているようです。今、髪の毛が不足しています!

ヘアドネーションに協力する条件

医療用ウィッグになる髪の毛なので、使える髪の毛に条件がいろいろとありそうだと考えてしまいますよね。

せっかく協力しようと思っても、もしダメだったらと躊躇することもあるかもしれません。

そこで、活動に参加するために髪の毛に求められる条件を調べてみました。

その結果ほとんどといっていいほど、髪の毛に条件はないことがわかりました。ジャーダックのホームページに記載があった条件は次の通りです。
  • 31cm以上の長さがあること(注意)
  • 完全に乾かしてあること
  • 切り口を輪ゴムなどでしっかり束ね、同じ人の紙を一つにまとめること
  • 引っ張っても切れない髪の毛であること(パーマ、カラーOK)
(注意):31cm未満の髪の毛でも転売などで間接的に活動に役立てます。ただし、現在31cm以上の髪の毛が不足中!

くせ毛だったり、白髪だったりというような髪の毛の特徴はは全く関係ありませんね。さらにカラーやパーマを施した髪の毛でも大丈夫とのこと。

基本的には、賛同するだれでもが活動に参加できるということがわかりました。

活動への協力の仕方

活動に協力しようとお考えの場合、次の手順をとることになります。

郵送方法を決める

ます、どのように髪の毛を送るかを決めます。
  • サロンでカットした髪の毛を持ち帰って自宅から送る
  • サロンに預けて送ってもらう
  • 自宅でカットし自宅から送る
の3つの方法が考えられます。 サロンを利用する場合は、少し注意が必要です。

ヘアドネーション賛同サロン(下のリンクからお近くのサロンを検索できます)であれば、サロンにお願いすればスムーズに協力が得られると思いますが、この他のサロンの場合は、カットの方法や持ち帰る、あるいは預かって送ってもらうとうを説明し、サロン側に協力をお願いせねばなりません。

ボランティアは「参加自由」であり、強制ではありませんので、サロンによっては協力が得られない場合もあります。ご注意ください。

賛同サロンの検索

カットの仕方に従ってカットし髪の毛を集める

下にカットの方法が説明してあるファイルへのリンクを貼っています。
これに従ってカットをすれば、カットとヘアドネーションの準備ができると思います。

また、サロンへ協力をお願いする場合は、カットの方法を印刷して持参し見てもらうか、スマホなどで見てもらえればスムーズでしょう。

カットの方法

スポンサードリンク

書類を準備する

ヘアドナーシートを準備する

下のリンクからpdfファイル形式、ワードファイル形式の2通りのファイルがダウンロードができ、お好みの方をダウンロードし、これを埋めれば簡単にヘアドナー氏とが出来上がります。

なお、このヘアドナーシートの作成、手書きでも大丈夫とのこと。シートにある10個の質問に答えたシートを準備できれば大丈夫です。

PDFファイルのダウンロード
Wordファイルのダウンロード

返信用封筒を準備する

お礼状を希望する方は、お礼状を返送してもらうための返信用封筒を準備します。

お礼状が必要なければ返信用封筒の準備は不要です。

返信用の封筒の大きさは、ジャーダックのお礼状の大きさが100mm×148mmとのことですので、これが入るサイズの封筒(例えば長型3号、洋型2号など)にします。

準備した封筒にお礼状の送り先の住所、氏名を記載します。このとき●●行と書かず、●●様と書くことがコツです。

ジャーダック職員さんが本業のウィッグ制作に時間を割けるように、事務作業は極力減らしましょう。

また、これも本業に集中してもらうためのコツですが、封筒の裏面には、ジャーダックの下記の情報をあらかじめ書きます。

〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎3-8-18
NPO法人 JHDAC

最後に、返信用封筒に82円切手を貼ってください。 定形外の封筒をお使いの場合は、値段が変わる可能性がありますので、郵便局で切手代を確認して適したものを張り付けてください。

この切手は金額に不足がないように注意してください。ジャーダックに手出しが出ると、この分ウィッグ製作費が削られてしまい、何のために寄付をしているのかわからなくなってしまいます。

髪の毛を送る

ヘアドナーシート、髪の毛、返信用封筒の三点セットを送ります。

このとき髪の毛は、1人分の毛束を1本に輪ゴムで縛ってまとめます。

次に髪の毛とヘアドナーシートが入るビニール袋を準備してこの2つを入れます。ビニール袋は、ジップロップのような口を閉じられるものが便利そうです。

最後に、ビニール袋に入れた髪の毛、ヘアドナーシート、返信用封筒を送付用の封筒に入れます。

送付用の封筒の表書に、次の様に書きます。

〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-8-18
NPO法人 Japan Hair Donation &Charity

出来上がった封筒に見合った額の切手を郵便局で調べてこれを張り付け普通郵便で投函すれば作業完了。

詳しい髪の毛のつつみ方、送り方を説明したファイルがありますので、詳しくはこちらをを確認してください。

つつみ方、送り方り方

まとめ

今回は、ヘアドネーションとはどんな活動かしらべてみました。小児がんの治療過程や先天性の無毛症等で髪を無くし悩んでいる18歳以下の子ども達を助けたいという思いから始まった活動でした。

ウイッグ制作に必要な髪の毛は、癖があっても白髪があっても、カラーやパーマをしていても大丈夫ということです。
活動に賛同できればだれでも参加できる活動であることがわかりました。

髪の毛を切って送るまでに決まった手順がありましたが、今回の記事を参考にしていただき、ホームページを確認して頂ければスムーズに準備ができると思います。

一つのウイッグ制作には毛束を均一にするトリートメント処理費用や輸送費で約10万円の費用が必要だということがホームページに書いてありました。この費用の捻出も現在134名の子どもたちがウイッグを待つ原因になっているようです。

ジャーダックは、髪の毛の寄付以外にも寄付金も募集しています。興味のある方は、こちらのページを確認ください。