兵庫県神戸市の神戸ワールド記念ホール、神戸国際展示場などで開催されている「COMIN’KOBE’17(カミコベ)」で将棋倒しが起き、けが人が出ているという報が舞い込みました。

本イベントは、平成29年5月7日午前10時30分からスタートしているチャリティーライブ。

多くの人がライブに熱狂する中生じた事故のようです。

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今回将棋倒しが起こったのは13時半過ぎころのようです。場所は、ワールド記念ホール。My Hair is Bad出演後に出口へ向かった人たちがごった返し、将棋倒しが発生したようです。

参加した方のツイートを引用します。


このイベント、チャリティーイベントでもあり、趣旨に賛同した参加者みんなで作っていくフェス。事故の発生を残念に感じている人も多いようです。

今回は、このCOMIN’KOBEというイベントがどのようなイベントか調べてみたいと思います。

COMIN’KOBE17とは

日本最大級の無料チャリティーフェスで、2005年から毎年開催されてイベント。この第13回目、それがCOMIN’KOBE17でした。

出演アーティスト数100 組以上であるにもかかわらず、参加費なんと無料。参加者は寄付を行うというスタイルで運営されています。

阪神淡路大震災を風化させず語り継ぎ、神戸からの恩返しとして被災地支援を行い、神戸の魅力を伝える事が本イベントの最大のテーマとして掲げられています。

また、減災・防災・そして震災からひとりでも多くの方に“気付き”の“きっかけ”を作ることも目的として、豪華アーティストのライブに加えて、被災地支援や震災について考えるきっかけをつくるブースも設けられており、多くのイベント参加者がここを訪れています。

毎年募る募金は、東日本大震災や熊本地震で被災した小学校などに届けられています。

出演アーティスト

今年の出演アーティストも実に豪華な顔ぶれです。

アルカラ、ガガガSP、キュウソネコカミ、Ken Yokoyama、SiM、10-FEET、をはじめとして100を優に超えるアーティストが出演しています。

以前本ブログでとりあげたalcottも参加していました。
 
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下のタイムテーブルがしめすように、多数のアーティストがいくつもの会場でパフォーマンスを行っていました。

今回、将棋倒しが起きたワールド記念ホールも3つのステージを抱える会場の一つでした。
 

 

特徴的な減災ヴィレッジ

減災ヴィレッジとは、「被災地支援」や「震災について考えるきっかけをつくるブース」などで形成される村(ヴィレッジ)の事。

COMIN’KOBEが一番大切にしているテーマを形にしたスペースです。

ここには、3月11日に発生した東日本大震災被災地に向け、ライブ会場に訪れる多くの方々と一緒に「震災」について考え、想いを共有し、メッセージを発信する次に記載するブースが並んでいます。

「05:46→14:46」東日本大震災チャリティー・オリジナルリストバンド販売ブース、ひとぼうステージ、Roland × COMIN’KOBE アーティストの私物オークション、ひとぼうテント(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター)、117KOBEぼうさい委員会、自衛隊兵庫地方協力本部、東北ライブハウス大作戦/熊本自身支援ブース、兵庫県赤十字血液センター

「COMIN’KOBE」の原点は、震災からの復興への想い、神戸から世界への恩返しの想い。

単にライブを楽しむだけではない、特色のあるイベントです。

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ひとぼうステージ

減災ヴィレッジの中から、メインとなる「ひとぼうステージ」を紹介します。このステージは、COMIN’KOBE13から設置されています。「神戸における震災復興への感謝」と「新たな被災地(こと東日本大震災現地)への支援」の想いを、より強く表現するための場として誕生したものです。

当日COMIN’KOBEに出演するアーティストの中から、こと、東日本に関わりがある方や、また復興支援なども積極的に行っている方が選ばれ登壇します。

他のステージは、音楽演奏をメインとしますが、このステージはトークが中心。

会話を通じて、来場者の方々にメッセージを投げかける場となっています。通常のライブ演奏とはちがったアプローチで本イベントの趣旨を参加者と共有する重要な役目を担っています。

募金額の規模

毎年募っている募金、昨年行われたCOMIN’KOBE16で集まった募金額はなんと、7,292,550円。

参加者が賛同して行う募金に加え、チャリティーリストバンドなどの物販などの売り上げが積み上がり、大きな金額、大きな力となって、東日本大震災や熊本地震で被災した小学校などに届けられています。

この単にライブを行うだけのフェスでなく、恩返しと防災、減災を学ぶ機会となっている点を地元神戸市も評価しており、平成25年度には、COMIN’KOBE13に神戸市文化奨励賞を贈っています。

この賞は、新進気鋭で特に将来において期待される個人及び団体に活動を奨励するもので、地域も大きく期待するイベントだと言えます。

まとめ

今回は、COMIN’KOBEというイベントがどういうイベントなのかを調べてみました。

100を超えるアーティストが集いライブを行う規模の大きなフェスでした。しかも参加費は無料というチャリティーを目的としたもの。

このような革新的なフェスで今回将棋倒しがおきた、ということで、少し残念に思います。

大盛況なイベントであるということは、出演者を含め多くの方が趣旨に賛同しているということの表れであろうともいます。テーマとして掲げられてる、「神戸からの恩返しとして被災地支援」の中には、人を思いやる、助けるということが当然含まれているはず。

自分の前後、横の人のことをすこしだけ考え、慌てず移動すれば将棋倒しは防げたのかもしれません。

次年度開催時には、今回の反省を踏まえ、ちょっとした「やさしさ」を持ち寄って、参加者皆が笑顔で帰れるイベントとなることを望みます。